高野山女一人旅④２日目☆奥之院～カフェ・梵恩舎☆

奥之院

さあ遂に今回のメイン奥之院です。

宿坊から歩いて奥之院へ。

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一番奥の弘法大師御廟まで全長2ｋｍの道のりに諸大名の墓石や記念碑・慰霊碑が立ち並んでいます。
因みに御廟の少し手前にバスの停留所があり、（中の橋）ここから裏参道を来る方も結構いました。
私は全道のりを歩きたかったので、行きも帰りもショートカットなしで表参道を歩きました。

新緑の杉木立の中に立ち並ぶ墓石の数々、伊勢神宮に行ったときに似た神聖な空気を感じます。

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神聖な場所だから杉があるのか、杉があることで神聖な空気を醸し出すのか･･･
（お墓なのでほぼ写真は撮りませんでした。因みに御廟は手前の橋から撮影NG）

豊臣秀吉や織田信長の墓石も･･･歴女でも何でもない私でも知っている名前がかなりあります。
武田信玄・勝頼親子の供養塔も。ビッグネームの割りに質素なつくりで、立て看板の説明には「戦国武将らしく簡素な墓石は、豪華を誇る上杉謙信の霊廟に比べ、却って人の心に迫るものがある」といったことが書かれていて、ちょっと上杉謙信恥ずかしいやん･･･てなりました。
向かいにある上杉謙信の霊廟はやはりかなり豪華でした。

そんなわけでゆっくりてくてく歩き、（途中水向地蔵に水をかけたり）ついに御廟橋に。
ここからは撮影NG・脱帽で、緊張感が高まります。そして弘法大師御廟に。
実は弘法大師に食事を届ける「生身供」というのが朝6:00と10:30にあり、これを見たくて丁度10:30位に行ったのですが、見当たらず･･･なぜだ･･･

奥の燈籠堂では読経が行われており、厳粛なムードが漂っていました。宿坊のお坊さん曰く、総本山の中でも高野山はかなり行きにくい場所らしく、（駅に近いとかではないし、日帰りも難しいからかな）真言宗の方はやっとの思いでここに来た人もいるんだろうな。ちなみに高野山はお遍路さんもいっぱいいました。

燈籠堂の中に「お大師さまに聞いて欲しいことを手紙に書いてみませんか」というはがきが置いてあったので、手紙を書いてみました。亡くなった人に対する悲しみは癒えねどその思いが少しでも伝わるのではという希望があれば、救われる気がします。

そしてまた表参道を2km歩いて一の橋に戻りました。9:00に中心地の宿坊を出発して12:00前くらいについたので、私の様にかなりじっくり見れば所要時間は3時間弱くらいですね。

梵恩舎

お昼は「梵恩舎」に。

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噂どおり海外からの観光客の方が多いですね。店員さんも外国人の方だったし、注文もしやすいですもんね。
私が入ったとき丁度席が全部埋まっていたのですが、二人席がけの席で一人で食事をしていた外国人男性が席のシェアを申し出てくれました。旅先でこういう優しさに触れると感動倍増するわ･･･有難い。

彼は立ち去るとき「Have a good day!」と言って去っていきました。私もつたない英語で席をシェアしてくれてありがとうと伝えました。
欧米の方って絶対別れのときこういう言葉をくれるじゃないですか。
海外のお店に行った時店員の人も言うけど。彼らの文化の一部で当たり前のことなのかもしれませんが、
初めて会った人にも投げかける「良い一日を」って粋ですよね。
日本だとどういうのだろう･･･「どうもすいません」「ありがとうございます」だよなあ･･･圧倒的に何も言わない人が多いだろうけど。
昔はもっと粋な言い回しもあったのかも。調べてみよう。

ここではベジタリアンなランチを頂きました。

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